コラム

はじめに

「最近、息切れがひどい。昔、アスベストを扱う仕事をしていたが、関係あるだろうか…」
「父がアスベストが原因の病気で亡くなった。残された家族として、何かできることはないか…」
「近所で古い建物の解体工事が始まった。粉じんが飛んできて健康が心配…」

アスベスト（石綿）に関する不安や悩みは、健康のこと、お金のこと、法律のことなど、非常に多岐にわたります。そして、いざ誰かに相談しようと思っても、「こんな悩みは、一体どこに相談すれば良いのだろう？」と、その入り口で立ち往生してしまう方も少なくありません。

適切な相談窓口を知り、早期にアクセスすることは、皆様の不安を解消し、問題を解決するための第一歩です。この記事では、アスベストに関する様々なお悩みに応じて利用できる公的な相談窓口を一覧でご紹介し、それらすべての問題を一手に引き受け、解決に導くことができる「究極の相談窓口」についても解説します。

アスベストに関する相談窓口（悩み別一覧）

アスベスト被害者のための公的な相談窓口は数多く設置されていますが、それぞれが特定の役割を担う「縦割り」の組織となっています。ご自身の悩みに合わせて、適切な窓口にアクセスする必要があります。

相談窓口：アスベスト問題に強い法律事務所（弁護士）

上記の表が示すように、公的な窓口はそれぞれ専門分野が分かれています。健康のことは保健所、労災のことは労働基準監督署、労災以外の救済はERCA…と、悩みの種類に応じて、ご自身で別々の窓口を訪ね、それぞれで手続きを進めなければなりません。

しかし、アスベスト被害者の悩みは、一つではありません。「健康」の問題は「お金（補償）」の問題と直結し、それらはすべて「法律」の問題へと繋がっていきます。これらすべての問題を、一つの窓口で、一貫して、皆様の代理人として解決に導くことができるのが、私たち「アスベスト問題に強い法律事務所（弁護士）」です。

なぜ弁護士が「相談窓口」なのか？

弁護士は、単に法律手続きを代行するだけではありません。複雑に絡み合ったアスベスト問題を整理し、解決へと導く「司令塔」の役割を果たします。

• ワンストップ対応：健康、労災、救済法、給付金、損害賠償…すべてのお悩みをまとめてお伺いし、全体像を整理します。複数の窓口を回る必要はありません。
• 最適な救済プランの設計：複数の制度の中から、ご相談者様の状況にとって、どれを、どの順番で利用するのが最も有利かを判断し、最適なプランを設計します。これは、縦割り行政の窓口ではできない、弁護士ならではの役割です。
• 手続きの代行：面倒な書類収集、複雑な申請書の作成、行政機関とのやり取り、企業との交渉、そして裁判まで、すべての手続きを皆様に代わって行います。病気と闘うご本人やご家族が、煩雑な手続きに時間と労力を費やす必要はなくなります。
• 慰謝料の請求：労災保険や給付金などの公的補償だけではカバーされない、精神的苦痛に対する「慰謝料」を、国や企業に請求できるのは、法律の専門家である弁護士だけです。
• 相談は無料：多くの法律事務所では、アスベストに関する相談は無料です。費用を気にせず、気軽に専門家の意見を聞くことができます。

まとめ

アスベストに関する不安や悩みを抱えたとき、たくさんの相談先があります。しかし、もしあなたが、

「どこに相談して良いか、結局分からない」
「複数の窓口を回るのは大変だ」
「自分のケースで、受けられる補償のすべてを知りたい」

と感じるのであれば、答えは一つです。

まずは、アスベスト問題に強い法律事務所にご相談ください。

弁護士は、皆様の状況を整理し、進むべき道を照らす「司令塔」であり、皆様に代わってその道を歩む「代理人」です。そこから、適切な医療機関や患者会に繋がっていくこともあります。

弁護士法人長瀬総合法律事務所は、アスベストに関するお悩みの、最初の、そして最終的な相談窓口となることを目指しています。相談は無料です。どうか一人で悩まず、私たちにお声がけください。

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